早稲田から北海道まで自転車で行こうとしたら地獄を見た話③
こんにちは、わいないなです。
2日目、早々に東京、早稲田からの自転車走行を諦め電車に乗る私であった。
うん、やっぱラーメンって美味いよね。
茶釜本店
白河駅南口 徒歩5分
11:00-18:30 火曜定休
https://tabelog.com/fukushima/A0703/A070301/7011327/
一応解説しておくと、白河ラーメンは喜多方ラーメンと同じく醤油系のあっさりめラーメンである。それこそ皆が想像するであろう中華そばと大差ない。ただ、あのコクのある醤油感はなかなか味わえない。本当に鬼ヤバマスト。
因みにせっかく白河で降りたのなら白河城も見ていった訳だが、企画展示展でやっていた戊辰戦争展がなかなか面白かった。菊の御紋の実物とか意外と見れないし。
とまぁ酒もいい感じに抜けた14時過ぎ、郡山まで再び自転車で北上することを試みる。GoogleMapで見て見れば100m前後の獲得標高らしいが、まぁ何とかなるだろう。歩みを進めた。
意外とこの行程は順調であった。というのも、自転車が走れるほどの車間スペースもあったし、というかそこまで交通量が多くなかった。信号も程よく存在せず、田園風景を横目に軽快に走行していった。正直、あの国道4号はなかなかおすすめです。
途中、ちょうど30kmを走ったあたりの須賀川市で公営の日帰り温泉に入ろうと思ったが、改修工事中だった。泣いた。
まぁそんな感じで40kmをノンストップで走破し郡山駅に到着した。この時無休憩で走破したのだが、まぁしんどいよね。
…ということで、休憩がてらサークルの同期に勧められた桃パフェを食べようと画策したのだが、駅前の店では売り切れ。再度5km進まざるを得なくなる。休憩とは何だったのか。
頑張って目当てであるフルーツピークス本店でありつけた桃パフェは流石にめっちゃ美味かった。ただ、スポーツウェアの男一人がパフェつついてる光景は流石に異様だったと思います…うん…
フルーツピークス本店
10:00~20:00(L.O 19:30)
024-932-0251 福島県郡山市八山田五丁目405番地
https://www.fruitspeaks.jp/shop/
さて、郡山駅に戻ってきたが、うーん疲れが蓄積してきて自転車をこぐ体力もない。
しょうがないので福島まで電車にもう一度乗ることにした。気がついたらサイゼで晩飯を食い銭湯に入り、仙台まで来ていた。
(後から福島県出身の後輩から聞いて知ったんですが、福島の銭湯価格430円って高いらしいです。何なら温泉に250円で入れるらしい。神かよ)
仙台にたどり着いたが、ここで苦悩の記憶が蘇る。
実は2年前、仙台…いやあれはもはや石巻か…仙石線で野宿を敢行した結果、無人駅の選択にミスってしまい横にもなれないような狭苦しい待合室で一晩を明かすことになってしまったのだ。
…その記憶がありながら何故野宿をやめないのかについては聞かないで貰いたい。学生は金欠なのだ。特に私の場合。
あわよくば国内の名だたるウイスキー工場で未だ訪れていなかったニッカの宮城峡蒸留所に立ち寄るつもりだった。調べて見れば待合室もそこそこ広い。
戸締りもできるみたく昨日のような轍は踏まなさそうだ。
もちろんそんなはずはなかった(3回目)
何と先客がいたのだ。そこまではよかった。しかし彼、締め切った待合室でタバコをふかしているのだ。ヤニ◯スはやはり滅ぶべきだ、断じて。
外は15℃を下回ろうかという寒さであった。これ以上自転車にすら乗れないレベルだった。他に寝る場所もないから渋々横になった。幸い、ネットの情報通り広い待合室で横になるスペースはあった。
しかし、秋になっても虫は健在である。めっちゃうるさい。1時に寝たのだが多分4回ぐらいは起こされてる、いやぁしんどい。目覚めはこの日も最悪なものになった。
しょうがないので翌朝、仙山線を往復して睡眠時間を稼いだ。無駄に山形県に突入していた。まぁ熟睡できて感謝です。
続きます。