早稲田から北海道まで自転車で行こうとしたら地獄を見た話⑤
こんばんは、わいないなです。
何だかんだあった東京・早稲田からの北海道自殺行軍旅行も最終日。
旅の前に朝食を。これ重要。
①でも述べているが、フェリーの出発が朝8時半だった。チェックインのことも考えれば遅くても8時までには青森港にたどり着かなければならない。
そのためにも早起きする必要があったが、フッカフカのベッドで快眠出来ていたためかそこまで苦ではなかった。ショートスリーパーにこの時だけはなっていたと思う。(ぶっちゃけ今は8時間寝ないとダメな人間に戻っているが。1限大丈夫かなぁ…)
まぁ、サンガリアの12%レモンサワー飲んでたんですけどね。
せっかくなので青森の海の幸を味わうべくアウガに向かった。(商業施設が撤退した今でも市場としての機能は残されている)たまたま同じ日に青森に泊まっていた後輩と食べた焼き魚定食は流石の味であった。
丸青食堂
アウガ地階「新鮮市場」
午前5:00~午後6:30
最終行程、フェリーで北海道へ…へ…
もう少しだけゆっくりして新幹線で青森に向かうその後輩と別れ青森港に急いだ。案外駅から港まで離れており結構焦った。かつて青函連絡船が存在していた頃、発着所が駅直結だったため思い違いをしてしまっていた。
やばい。乗り遅れる。
とにかく港に着かなきゃ。そうGoogleMapで最適ルートを調べて向かう。2.7kmか、なら何とか間に合いそうだ…
が、ある問題があった。
…先の写真をよく見て欲しい。これは徒歩ルートだ。
え?何が起きたかって?
橋の螺旋階段を自転車で登らされました。
14kg(ここ重要※2回目)
朝のトライアスロン(不可抗力)を乗り越えて
どうやら展望台の階段がGoogleMapに適用されていたみたいだった。有能さが逆に俺を殺した
…もちろん展望台からの景色はガン無視。
そんな暇はない。
気を取り直して今度こそ北海道へ!
若干焦りながらも港に到着し(これ徒歩だったら間に合ってなかったなぁ…)青函フェリーに乗船する。
ここでも輪行が役に立ったが、船の階段が狭く急で中々移動にヒヤヒヤした。フェリーに乗る時はその構造に気をつけたほうがいい。
船内客室に入ってみればそこには同期がいた。なんでも同じく安旅をしているみたく、青函フェリーが一番安くて選んだという。(運賃が新幹線に比べれば圧倒的に安い)
6-9月は大人2000円、それ以外は1600円。圧倒的安さ。
フェリーでしばしの休息ののち、時刻通りに函館に接岸。それまでの気温と快晴もあってか、潮風が気持ちよかった。
さて、最後の自転車走行である。函館港も青森と同じく駅から少し離れている。駅までの連絡バスもあるが、最後くらい自転車で北海道の地を踏みしめようではないか。
予定どおり函館駅に到着し、3日を超える旅を終える事が出来た。実走行距離を換算すると180kmを超えており、なんだかんだ長距離を走行していたことになる。さて、旅サークルの合宿が始まる。
ところで、この冒険譚には後日譚がある。
兼サー先の合宿に飛行機で北海道から松本に飛ぶことになっていたのだが、ここでもこの冒険譚を超えるような波乱に満ち溢れる試練が待ち受けていたのである。14kgの伏線もここで、ね。
まぁ、ちょっと書くのにしんどくなったのでとりあえず筆をおいて、今度書くことにします。
【追伸】
後編の記事も書き始めました。