駅で野宿をするために必要なことや旅の予算を抑える方法をまたもや地獄になった旅と共に書く(前編)
こんにちは、わいないなです。
過去の記事のようにあれだけ野宿で痛い目を見ているものの、9月15日にまたしても野宿を敢行してしまったのでその経緯を書きます。
…学べよ自分。
でも折角書くならただ旅を記すだけじゃ味気ないので駅での野宿に関することや旅費とかについて書こうと思います。
まぁ、ここの読者がこれを見て「野宿しよう」なんて思うとは到底思えませんけど。
※これを読んで野宿をしようと思い行動したとして何かしらの問題に遭遇されたとしても責任は負えません。
そもそも法律で禁止されているわけではありませんが、社会的にあまり褒められるような行為でもありません。
もしも駅での野宿を行う場合、周囲に迷惑を掛けないように厳に注意して下さい。駅寝に関するサイトも参考にして下さい。
旅の顛末:新潟の宿が…
9月15日、軽井沢で行われた大学のゼミナール合宿を後にした私は、次なる目的地に向かおうとしていた。佐渡島である。
だからといって15日に佐渡島にたどり着く必要がある訳ではなく、乗船日は翌日の16日だった。
今回も旅行サークル(前回とは別)の合宿で、相変わらずの現地集合現地解散スタイル。
ゼミナール合宿とサークル合宿が丁度連続していたので、軽井沢から帰らずに新潟へ直行することにした。
今回に関しては、正直1か月前から行程が決まっていたため、最初から宿を押さえておけば良かった。はずだった。
忙しくて予約、忘れていた。それが野宿を思い起こしてしまった…
https://search.travel.rakuten.co.jp/ds/hotellist/Japan-Niigata-Niigata
新潟市中心部のホテル・旅館
このページを見て欲しい。日付が決まっていないと新潟市の中心部でも中々リーズナブルな金額で宿泊が可能だ。
しかし、そこは典型的ダメ大学生。しかも夏季休暇中。三連休の概念すら忘れていた。
そうだった。9月15日は三連休の初日だったのだ…
気が付いた時には軒並み予約は埋まっており、最安でも7000円台という状況に。流石にそんな金はない。
「貧乏旅行で掛けられる宿泊費はせいぜい3000円台が限界」
荷物が荷物だったため、ゲストハウスにも行きにくい…
というか、長野県や新潟県、ゲストハウス少ない。ライダーズハウスばっかり。駅から遠すぎ案件。
前々から予定が決まり次第予約をするべきでしたね…
ゼミ合宿中にもうホテルに泊まることは諦め、野宿を敢行することに決めた。
あぁ、またあの苦痛がやってくるのか…
旅の顛末:野宿にするが、せめてもの抵抗を試みる
せめてその道中くらいは楽しもうと、先輩にお勧めされた十日町の飲食店に立ち寄ることにした。調べてみれば公営のスーパー銭湯も駅近にあるみたく、これは疲れが取れそうである。
大荷物の自転車もないし!
新潟に...
— わい-ないな (@Hi_kar_uswsssd) 2018年9月15日
Twitterで実況していたのだが、上田・飯山線経由か横軽・越後湯沢ルートのどちらにするか悩んで投票に投げた結果横軽ルートになったためまずは群馬県へ。
新幹線では楽々通過する碓氷峠もバスだと40分ほど掛かった。途中霧に覆われながらもバスは軽快に進んでゆき、横川駅に到着。
せっかくなので峠の釜めしで有名なおぎのやに立ち寄ったが、セミナーハウスでBBQをした直後なので山菜そばで済ませた。
ここからは電車に乗り高崎へ向かい、すぐに上越線に乗り換え水上駅へ。
ここで、少々面倒な問題が生じた。
学割証を利用して横川から新潟までの切符を購入したいのだが、購入するには有人駅の「みどりの窓口」で依頼しなければならない。
しかし、横川駅は無人駅で購入することはできない。乗り換え駅の高崎駅はもちろん有人駅だが、乗り換え時間が4分しかないため改札外のみどりの窓口に向かっていては間に合わない。
仕方なく、横川駅で乗車証明書だけ発行し乗車していたのだが…
(割引乗車券類等の発売の制限)
第23条の3
旅客運賃割引証によって発売する割引乗車券、第57条の2に規定する乗継急行券又は第61条の2に規定する乗継座席指定券は、旅客が駅員無配置駅から乗車する場合を除き、旅行開始前に限って発売する。
2
前項の規定は、第57条の3第4項に規定する特定の特別急行券の発売について、これを準用する。
(普通乗車券の特殊発売)
第27条
旅客が列車内において普通乗車券の発売を請求する場合、当該列車の係員が携帯する普通乗車券ではその請求に応じられないときは、普通旅客運賃(旅客が旅客運賃割引証を所持する場合又は旅客の請求する区間について旅客運賃割引の取扱いができる場合であっても、無割引の普通旅客運賃)を収受して、係員がその携帯する普通乗車券によって乗車方向の最遠の駅又は乗継駅までのものを発売し、同乗車券の券面に、途中駅まで発売した旨を表示する。
2
前項の規定は、第21条の2の規定により乗車券の発売区間に制限のある駅において、その発売区間外の普通乗車券の発売の請求があった場合に準用する。
3
前各項の規定によって発売した乗車券を所持する旅客に対しては、前途の駅又は車内において、これと引換に旅客の請求する区間の普通乗車券を発売する。この場合、既に収受した旅客運賃と旅客の請求する区間の普通旅客運賃(旅客が旅客運賃割引証を提出した場合又は旅客の請求する区間について旅客運賃割引の取扱いができる場合は、割引の普通旅客運賃)とを比較して不足額を収受し、過剰額は駅(取扱箇所が車内の場合にあっては前途の駅)において払いもどしをする。
どうやら、旅客営業規則(JRのルール的なもの)に則ると少なくとも一番運賃の高い駅or乗り継ぎ駅までの切符を購入する必要があったのだ。
この時は幸いにも水上駅にて事情を説明して水上駅で学割乗車券を発行してもらう事が出来たのだが、結構戸惑った。
ちなみに上越線の車掌には「前日までに買え」「ここでは対応できない」と突っぱねられた。
まぁ面倒な客だからしょうがないね。非常に感じ悪かったけど。
そんなことより止まる駅のアナウンスすら聞こえてなかった方が大問題である。車両がボロいからか?
続きます。