本格中国料理の巣窟となった高田馬場界隈 火鍋編(ネオ・チャイナタウン高田馬場グルメ④)
こんばんは、わいないなです。
高田馬場~早稲田における中国人留学生の増加は2019年になっても止まる所を知りません。そのうち早稲田大学の学生数を上回るのではないでしょうか?
そんな高田馬場界隈にまたしても現地テイストの中国料理店が登場しています。
老北京 羊蝎子(ろうぺきん やんしぇず)
マーラータンやタピオカなどのメジャーな料理に身を隠しながら追随して、火鍋*というものが近年の密かなブームになっています。
*火鍋とは、中国でいう鍋料理の総称で、基本的に辛いものがメイン。地域差あり。
いわゆるグルメ系サイトで紹介される火鍋は、鍋に仕切りを設けて二種類の味を楽しめる…といったものでありますが、
ここ老北京では川味火鍋…四川系の火鍋が食べられます。肉は羊です。…北京とは…???
客層の90%が中国人(残りは自分達)
高田馬場近辺の現地中国料理店あるあるなんですが、
店内で交わされる第一言語が中国語。
この時は(一応)中国史に精通した友人など4人グループで行ったのですがやはり飛び交う中国語の多さに皆圧倒されてました。(後から聞いた話ですが、その友人が指導を受けている教授が行きつけだとか。)
もともと火鍋を食べるつもりでやって来たものの別の注文も頼みたいということで、メインの火鍋は中サイズ(2600円)で注文。大サイズ(5~6人前)は3500円、小サイズ(1~2人前)は1500円です。
10分後に到着。到着段階では煮立ってないので実際にはさらに10分ほど待ちます。
いざ実食。見た目通り辛いぞ!
骨付きで丸ごと山盛りのように入っている羊肉ですが、予想以上に可食部が多い。
…いや辛いなこれ!蒙古タンメンを余裕で超える辛さ。
(もちろん辛さは調節できます。この時に一番辛くしただけです)
しかし後から来る羊のダシと醤油ベースの旨味が食欲をそそります。美味しい。
ちなみに上の写真の骨の空洞部分は骨髄が入っていて、ここも食べられます。食感は白子みたいな感じ。若干臓物系の味がするので苦手な人もいるかも?
それにしても、いわゆる羊などによくある「獣くささ」が一切ありません。まぁここまで辛味など香辛料が投入されているとはいえ、嫌味なく食べ進められます。あービールが止まらない。
最後、ここにラーメンを入れて食べるのが締めらしいんですが…
頼んだチャーハン(2種)がめっちゃでかい。
写真に撮り忘れましたが780円で2人前以上はあった。バグか?
想定外のハプニングがありながらも無事完食。ボリューム満点なお店でした。
店内のテレビは日本の番組だったんだけど客層的に要るのかなぁ?
総括
火鍋(中/辛め) 2600円他
★★★★☆…THE 中国の現地な日本に妥協しない味付けや辛さ。チャイナタウンでは逆に味わえなさそう。グループで行くのをお勧めします。
辛さは正義。
続きます。