北海道から松本に飛行機で行くつもりだったのにまたしても地獄を見た話②
こんばんは、わいないなです。
第二の絶望:飛行機が取れない
洞爺湖から特急を乗り継ぎ飛行機に乗ろうと思ったら、初っ端から大雨で列車が運休して飛行機に乗れない状況に置かれてしまいました。慌てて代替の飛行機を探しt…
代替の飛行機が、ない。
いや、正確には「手持ちの残額で乗れる」飛行機が、ない。
絶妙に難しい問題だった。もともとの搭乗券はU22割引で19000円で購入したものだった。
金銭事情も考えると、飛行機の正規運賃で乗車するのは難しかった。新千歳から松本まで正規運賃では35000円を超える。野宿旅行をしていた身にその出費は辛すぎるのだ。
…むしろ割引運賃が安すぎるのか。
というか、クレカの限度額まで3万円切ってた。
(9月の請求額9万円超えてました)
いずれにせよ今すぐに予約はできない。
一応、同じ運賃で新千歳空港からの便に振り替えてもらうよう交渉する余地も残されていたが、問題はもう一つあった。
FDAのウンターが飛行機の時刻表に合わせて13時からしか開かないのだ。
カウンター営業時間 12:55〜15:40
交渉する13時までに振り替える飛行機の残席がなくなってしまったらジ・エンド。
それだったら、いっそ東京まで戻ってしまって東京からバスに乗り継いだほうが安くつくだろう…慌てて検索する。
しかし、それもすぐに上手く行かないことが分かった。
同じく慌てて新千歳便を探している人が殺到したのか、LCCは既に売り切れてしまっていた。それに、大概のLCCでは自転車を預けることができない。
北海道を拠点に置く航空会社AIR DOのユース割引(学割に近いもの)も運賃は窓口で支払わなければならず、予約も不可能(当日空席のみの販売)であり流石に不安要素が多すぎる。
(実際、新千歳空港にたどり着く前には満席になっていた)
ANAやJALは?論外、そもそも21時前後の便しか安価な料金設定のものがない。そんな時間にたどり着いたところで夜行バスにすら乗り継げない。
焦りに焦るが、結局明確な結論が出ないまま2時間以上戸惑いながら、ついにスーパー北斗の乗車時間になってしまった。
最悪なことに、スーパー北斗3号に乗車予定だった中国人ツアー客と一緒になってしまった。ただでさえ運転再開後の超混雑に巻き込まれており肩身が狭いのに。
何とか自転車をスーツケース置き場に置くことができてよかった…
ちなみにこの駅、エレベーターがないせいでまーたまた
14kg(やっぱり重要)歩かされました。
車内で立つ場所もギリギリの状況の中、スーパー北斗はどんどん南千歳駅(新千歳空港に行くためにはここで乗り換える)に近づいて行く。
空席案内を何度も見回す中、あるひらめきが降りてきた。
しかし、そのひらめきがこの後さらなる地獄を生み出すとはこの時思いつきもしなかったのである…
...っていうかこの天気本当に飛行機飛ぶよね?
— わい-ないな (@Hi_kar_uswsssd) 2018年8月21日
…思えば、見事にフラグを回収していたようです。
続きます。